「もう……我慢できない」
「は、わっ……」
「…………」
「マスク、ウェル様?」
琥珀の瞳と目が合う。
いつもとは違う鋭い視線でこちらを見据えているマスクウェルに腰が砕けそうになる。
マスクウェルの手がファビオラの頬を滑る。
そのまま親指がファビオラの震える唇をそっと撫でた。
ムスクの匂いが鼻を掠める。
ファビオラは覚悟を決めたように目を閉じた。
「は、はじめてなので、優しくしてください……っ!」
しかしいくら経ってもマスクウェルは動くことはない。
何も答えないマスクウェルを不思議に思ってファビオラへゆっくりと目を開けた。
すると耳まで真っ赤にしたマスクウェルがファビオラから手を離して目元を覆い隠してしまう。
「期待しているところ申し訳ないんだけど……それは結婚してからだよ。ファビオラ」
「へ……?」
「そ、それよりも聞きたいことがあるんだけどいいかな?」
「!!!」
珍しくマスクウェルが吃っている。
その瞬間、自分が盛大な勘違いをしてしまったことに気づいて、マスクウェル同様に顔が真っ赤になった。
二人で照れ合うというよくわからない状況の中、マスクウェルが口を開く。
「は、わっ……」
「…………」
「マスク、ウェル様?」
琥珀の瞳と目が合う。
いつもとは違う鋭い視線でこちらを見据えているマスクウェルに腰が砕けそうになる。
マスクウェルの手がファビオラの頬を滑る。
そのまま親指がファビオラの震える唇をそっと撫でた。
ムスクの匂いが鼻を掠める。
ファビオラは覚悟を決めたように目を閉じた。
「は、はじめてなので、優しくしてください……っ!」
しかしいくら経ってもマスクウェルは動くことはない。
何も答えないマスクウェルを不思議に思ってファビオラへゆっくりと目を開けた。
すると耳まで真っ赤にしたマスクウェルがファビオラから手を離して目元を覆い隠してしまう。
「期待しているところ申し訳ないんだけど……それは結婚してからだよ。ファビオラ」
「へ……?」
「そ、それよりも聞きたいことがあるんだけどいいかな?」
「!!!」
珍しくマスクウェルが吃っている。
その瞬間、自分が盛大な勘違いをしてしまったことに気づいて、マスクウェル同様に顔が真っ赤になった。
二人で照れ合うというよくわからない状況の中、マスクウェルが口を開く。



