マスクウェルはファビオラのそんな様子を見て、今日も不機嫌そうに紅茶を飲んでいる。
視線を戻すと何故かマスクウェルの機嫌も少しよくなったようだ。
そんな彼を今日もヘラヘラしながら見つめていた。
ゲームではいつも笑っているはずのキャラが自分の前だけで超塩対応で超冷たい。
それでも一緒にいられるだけで幸せだと思えるのだから恋とは恐ろしいものである。
(いつもニコニコしている完璧なマスクウェル殿下は、わたくしの前では絶対に笑わない……でもいいのよ!だって愛に生きるって決めたから)
ぽちゃん、ぽちゃんと響く音は考えている間、ファビオラはずっと手を動かし続けていた。
それを見ていたマスクウェルの美しすぎる顔が何故か歪んでいる。
それすらも愛おしいのだから、もう末期である。
「ふへへ」
「あのさ、いつまで砂糖を入れるつもり?」
「ぐへへ」
「…………」
「えへへ」
「ファビオラ……砂糖を入れ過ぎだよ」
「……………えっ?」
何となく誰かに名前を呼ばれた気がしたファビオラが手を止めて五秒ほど経っただろうか……そっと顔を上げるとマスクウェルが眉を顰めながらこちらを見ているではないか。
視線を戻すと何故かマスクウェルの機嫌も少しよくなったようだ。
そんな彼を今日もヘラヘラしながら見つめていた。
ゲームではいつも笑っているはずのキャラが自分の前だけで超塩対応で超冷たい。
それでも一緒にいられるだけで幸せだと思えるのだから恋とは恐ろしいものである。
(いつもニコニコしている完璧なマスクウェル殿下は、わたくしの前では絶対に笑わない……でもいいのよ!だって愛に生きるって決めたから)
ぽちゃん、ぽちゃんと響く音は考えている間、ファビオラはずっと手を動かし続けていた。
それを見ていたマスクウェルの美しすぎる顔が何故か歪んでいる。
それすらも愛おしいのだから、もう末期である。
「ふへへ」
「あのさ、いつまで砂糖を入れるつもり?」
「ぐへへ」
「…………」
「えへへ」
「ファビオラ……砂糖を入れ過ぎだよ」
「……………えっ?」
何となく誰かに名前を呼ばれた気がしたファビオラが手を止めて五秒ほど経っただろうか……そっと顔を上げるとマスクウェルが眉を顰めながらこちらを見ているではないか。



