それから予定通りにマスクウェルと顔合わせすることになり、関わらないようにと意気込んでいたが、婚約してしまいトレイヴォンに言えずに、ついに呼び出しが来たというわけだ。
「ファビオラ、マスクウェル殿下と婚約したらしいな。説明を要求する」
「…………面目もありません」
「あんなに関わらないようにすると豪語していたように記憶しているが」
「そ、そうなのです……!ですが、やはり神様が決めた運命には抗えないみたいでぇ」
「……」
「え、えへ」
じっとりとした視線を感じてファビオラは目を逸らす。
真っ赤な髪に銀色のメッシュ、銀色の目は吊っており、肉食獣のようにも見える。
腕を組んでいるトレイヴォンを見て、ファビオラは静かにテーブルに額を擦り付ける。
「──すみませんでしたっ!」
「今まで散々聞かされていたファビオラの輝かしい人生設計はなんだったんだ?」
「そ、それはですね、全て台無しになりましたわ!シナリオ通りになってしまったけれど、わたくしは愛に生きるって決めたのですっ!」
「……」
「そうだわ!わたくし、今日からまた我儘に戻らないといけないんですわ!アリス様とマスクウェル殿下のためにっ」
「ファビオラ、マスクウェル殿下と婚約したらしいな。説明を要求する」
「…………面目もありません」
「あんなに関わらないようにすると豪語していたように記憶しているが」
「そ、そうなのです……!ですが、やはり神様が決めた運命には抗えないみたいでぇ」
「……」
「え、えへ」
じっとりとした視線を感じてファビオラは目を逸らす。
真っ赤な髪に銀色のメッシュ、銀色の目は吊っており、肉食獣のようにも見える。
腕を組んでいるトレイヴォンを見て、ファビオラは静かにテーブルに額を擦り付ける。
「──すみませんでしたっ!」
「今まで散々聞かされていたファビオラの輝かしい人生設計はなんだったんだ?」
「そ、それはですね、全て台無しになりましたわ!シナリオ通りになってしまったけれど、わたくしは愛に生きるって決めたのですっ!」
「……」
「そうだわ!わたくし、今日からまた我儘に戻らないといけないんですわ!アリス様とマスクウェル殿下のためにっ」



