自分で言っておいてアレだが、マスクウェルの小さな手が前に差し出されるのを見て驚いていた。
溢れ出る手汗をドレスで拭いてから、震える手を伸ばしてマスクウェルの手を握る。
(は、初タッチィイィイィッ!)
手を凝視しているファビオラを見ていた両親に背を向けてから歩き出す。
そのままファビオラは緊張しすぎてロボットのようにカクカク動きながらマスクウェルと共に歩いていく。
学んだマナーなど、想いを寄せる人の前では役に立たない。
ピタリと足を止めたマスクウェルの表情が抜け落ちて、不機嫌そうにこちら見つめている。
「…………君、何考えてるの?」
「……!?」
「意味わかんない」
少し低くなった声を聞いたファビオラは口元を押さえた。
ついにこの時が来たと歓喜したのだ。
(ひゃーー!設定通り裏表の性格が違って素敵だわ。最高ッ!)
そう……この二面性こそマクスウェルの真骨頂である。
王子様といえば完璧紳士か俺様、そんなキャラクターが多い中、両面を合わせ持つハイブリッド王子、マスクウェル。
画面の前では何も思わなかったが、実際に目にしてみると感慨深いものがある。
溢れ出る手汗をドレスで拭いてから、震える手を伸ばしてマスクウェルの手を握る。
(は、初タッチィイィイィッ!)
手を凝視しているファビオラを見ていた両親に背を向けてから歩き出す。
そのままファビオラは緊張しすぎてロボットのようにカクカク動きながらマスクウェルと共に歩いていく。
学んだマナーなど、想いを寄せる人の前では役に立たない。
ピタリと足を止めたマスクウェルの表情が抜け落ちて、不機嫌そうにこちら見つめている。
「…………君、何考えてるの?」
「……!?」
「意味わかんない」
少し低くなった声を聞いたファビオラは口元を押さえた。
ついにこの時が来たと歓喜したのだ。
(ひゃーー!設定通り裏表の性格が違って素敵だわ。最高ッ!)
そう……この二面性こそマクスウェルの真骨頂である。
王子様といえば完璧紳士か俺様、そんなキャラクターが多い中、両面を合わせ持つハイブリッド王子、マスクウェル。
画面の前では何も思わなかったが、実際に目にしてみると感慨深いものがある。



