君と一番の恋をする

未題の写真フォルダには、今朝美葉ちゃんが見せてきたもの以外にも私と陸人くん二人で映った写真があった。

昨日のやつだけじゃない。廊下を一緒に歩いているのとか、いろいろ。


これ、盗撮なんじゃ……。と思ったけど、そんなこと言ったらさらに事を複雑にしかねないので黙る。



「これ、は」



なんて説明したらいいんだろう。まーほとのことは侑人に口止めされているから話せないし、でもそしたら陸人くんとのことを誤解されたまま。

侑人との約束を破る……なんてそんなこと、私にはできない。



「……説明できないってことは、本当ってことで、いいですか」



スマホを下ろしてそう言い、私に鋭い視線を向ける。

私の胸ぐらをつかんだ子は手を離してくるりと踵を返した。


……このままじゃ、私だけじゃなくて、陸人くんにも迷惑が掛かってしまう。それは、いやだ。

なら、私は。

必死に追いかけて、彼女たちの一メートル後ろまでくる。



「ちょ、ちょっとまって」

「……なんですか」



ドアの近くまで来ていたその背中を引き止める。

喉が、震えた。
四人がこっちへ振り向く。