「やっぱここにいたー。前に陸人が連れてきたのもここだったしね」
「まーほと侑人?」
現れたのは、まーほと侑人。二人が一緒なんて、ありえるようなありえないような。
「うわっ、河津桜めっちゃきれい!やっぱりここは寒いから4月に咲くんだなあ」
侑人が興奮した様子で窓の外を見る。
「お姉ちゃん探してる途中で侑人先輩に会ったんだ」
「なるほど~」
と相槌を打ちながら、私も桜を見ようかなと席を立った。
陸人くんと真由帆も一緒に四人で並ぶ。
隣にいた陸人くんがさらりと手を繋いできたので、私は握り返した。
「まーほはどうなの?」
と耳打ちしてみる。
「まあ、考えている」
返ってきた返事に私は思わず微笑んだ。
あんなに恋に無頓着だったまーほだけど、少しずつ変わってきてるのかもしれない。
楽しいことだけじゃないから、一概に“恋をする”ことが良いことだとは言えないけど。
だけど自分じゃない自分に出会えたりするんだから、すごいよね。
初恋、何度目かの恋、失恋……。歳の差、幼なじみ、同級生。
恋の形は人の数だけきっとある。
なら私は陸人くんと———君と、一番の恋をしていたい!
「まーほと侑人?」
現れたのは、まーほと侑人。二人が一緒なんて、ありえるようなありえないような。
「うわっ、河津桜めっちゃきれい!やっぱりここは寒いから4月に咲くんだなあ」
侑人が興奮した様子で窓の外を見る。
「お姉ちゃん探してる途中で侑人先輩に会ったんだ」
「なるほど~」
と相槌を打ちながら、私も桜を見ようかなと席を立った。
陸人くんと真由帆も一緒に四人で並ぶ。
隣にいた陸人くんがさらりと手を繋いできたので、私は握り返した。
「まーほはどうなの?」
と耳打ちしてみる。
「まあ、考えている」
返ってきた返事に私は思わず微笑んだ。
あんなに恋に無頓着だったまーほだけど、少しずつ変わってきてるのかもしれない。
楽しいことだけじゃないから、一概に“恋をする”ことが良いことだとは言えないけど。
だけど自分じゃない自分に出会えたりするんだから、すごいよね。
初恋、何度目かの恋、失恋……。歳の差、幼なじみ、同級生。
恋の形は人の数だけきっとある。
なら私は陸人くんと———君と、一番の恋をしていたい!



