俺たちは雨の中キャンプ場の裏山に探しに行った。
多分立花も裏山の方に探しに行ったんだと思う
途中辰己が、何故こんな事が起きたのか全部話してくれた。
…
辰己「結が…あんな風になったのは俺ら3人のせいなんだ」
3人?
辰己「結と俺ら4人は保育園の時から友達だった。結にお父さんしかいない事は知ってたし、ご飯をろくに食べていない事も知ってた。だから俺らはよく家に食べ物を持って行ったりしてて、おじさんも俺らに良くしてくれてた。ある時、結が俺らの料理を食べたいって言われて作ったんだ。まだ幼かった俺らの力じゃ支えられなくて沸騰したお湯の鍋がひっくり返って近くにいた結にかかって腕に火傷した…」
辰己の声を震えていた。
辰己「そん時…俺怖くなって動けなくて、ただ結に謝る事しか出来なかった。秀介が病院に電話してくれなかったらどーなってたか…」
良大が辰己の肩を叩く。
良大「転校してきた日、俺たちは結に莉子の事で脅された…でも従った1番の理由は自分の為、罪滅ぼしだった。立花も脅されてて、本当は嫌だったはずなのに俺たちに協力してくれた。」
伊武「でも…今は違う。こんなの間違ってるって気づいたから」
4人の目が俺と合う。
水瀬「ありがとう…話してくれて、莉子見つけたらちゃんと謝ろう」
4人はごめんと言って、頷いた。
多分立花も裏山の方に探しに行ったんだと思う
途中辰己が、何故こんな事が起きたのか全部話してくれた。
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辰己「結が…あんな風になったのは俺ら3人のせいなんだ」
3人?
辰己「結と俺ら4人は保育園の時から友達だった。結にお父さんしかいない事は知ってたし、ご飯をろくに食べていない事も知ってた。だから俺らはよく家に食べ物を持って行ったりしてて、おじさんも俺らに良くしてくれてた。ある時、結が俺らの料理を食べたいって言われて作ったんだ。まだ幼かった俺らの力じゃ支えられなくて沸騰したお湯の鍋がひっくり返って近くにいた結にかかって腕に火傷した…」
辰己の声を震えていた。
辰己「そん時…俺怖くなって動けなくて、ただ結に謝る事しか出来なかった。秀介が病院に電話してくれなかったらどーなってたか…」
良大が辰己の肩を叩く。
良大「転校してきた日、俺たちは結に莉子の事で脅された…でも従った1番の理由は自分の為、罪滅ぼしだった。立花も脅されてて、本当は嫌だったはずなのに俺たちに協力してくれた。」
伊武「でも…今は違う。こんなの間違ってるって気づいたから」
4人の目が俺と合う。
水瀬「ありがとう…話してくれて、莉子見つけたらちゃんと謝ろう」
4人はごめんと言って、頷いた。