車はやがて、理絵と旦那の結婚生活の場に戻ってきた‥‥‥‥‥‥





嵐士:『理絵、しゃーないわ‥‥‥‥親とか簡単に捨てられるわけあらへん‥‥‥‥




お前の俺への気持ちはほんまにわかったし‥‥‥‥‥



ほな、俺電車で帰るから‥‥‥‥』






理絵:『嵐士‥‥‥‥‥‥』







嵐士:『ありがとうな、そこまでしてくれて‥‥‥‥‥』








カバンを持ち、俺は車を後にした‥‥‥‥‥‥




[いちびらんと(格好をつけんと)あのままどっか連れて行ったら良かったかな‥‥‥]













少しの後悔はあったが、俺にそれだけの器しか無い‥‥‥‥‥自分に言い聞かせ、電車に乗って家に向かった‥‥‥‥‥