引っ掛かりを感じる理絵の心とは裏腹に、車は西へ西へと進んで行く‥‥‥‥ しかし、どことなく理絵の態度が引っ掛かる俺は、理絵に聞いた。 嵐士:『理絵、ほんまにええんか?今やったらまだ帰れるで?』 理絵:『うん‥‥‥‥ごめん‥‥‥‥‥ 大丈夫やで‥‥‥』 全く大丈夫では無い理絵の態度‥‥‥‥‥ [俺がここまでさせてもいいんやろか‥‥‥] そんな思いが頭をよぎった‥‥‥‥。