なぜか車中で、会話が無い‥‥‥‥ やはり理絵の中で何かが引っ掛かるような感じなのだろう‥‥‥‥ しかし、俺は車を走らせ続けた。 左手は、しっかり理絵の手を握りしめながら‥‥‥‥‥‥ 名神高速に乗り、京都を抜けた。 車の速度もだんだん早くなり、俺と理絵も急速に現実からの逃避が早くなってきた‥‥‥‥‥