電話を切った俺は興奮が収まらない‥‥‥‥おそらく一時間もすれば理絵がやってくる‥‥‥‥‥




理絵が俺のところに来れば、俺もその時点で家族や身内を捨てる事になる‥‥‥‥‥







二十歳やそこらの学生が取る行動では無い事くらい、自分自身もわかっていた‥‥‥‥






心の奥底で不安な気持ちがあった‥‥‥‥






そして、時間が経過し理絵から着いたよという連絡があった‥‥‥‥‥‥







俺は小さなカバンを持って、家を出た‥‥‥‥‥‥