俺は木枯らしが吹く寒空の下、熱い缶コーヒー片手にタカシと公園で喋っていた。 いよいよ理絵が別居をする事をタカシに伝えたかったからだ。 一番の理解者であり協力者であるタカシに、何より早く伝えたかった。 嵐士:『ほんま、色々すまんかったな。』 タカシ:『おー、ほんまにすまんかったやで。何倍にもして返してもらわな割り合わんわ(笑)。』 嵐士:『アホか、この缶コーヒーおごったったしそれで充分やろ(笑)』