君が見つけた一番星

愛?

ああ、思い出した。

僕が生まれて初めて恋をした相手だ。

愛。愛。

愛はこっちを見ていた。

僕は久しぶりに愛の名前を呼ぼうとした。

でもその瞬間防災音がなり、地面が揺れ、周りは一瞬で炎の海になった。

僕は走った。走り続けた。

目的はなかった。ただ走るしかなかった。

そして大きな爆発と共に視界が真っ暗になった。

「はあ、はあ、はあ。」

気づいたら朝になっていた。

どこで寝ていたのかもわからないけど僕は夢を見た。

だけどその夢は本当に起こったことだった。

ああ、そういうことか。

僕は全て理解した。

なぜ突然視界が明るくなり、純恋に出会ったのか。

なぜ色が戻ったのか。

なぜ愛と純恋が似ているのか。

全てを理解した。

なぜ僕がここにいるのか。