ずっと隣に居たいから

『いつもの公園に集合!』


たった一言のメッセージだった



(なぜこの1行だけ?ってか集合ならいつもみたいに送ってきたらいいのになんでメッセージ?)



そんなことを思いながらトーストをかじったその時ふととあることが頭をよぎった


それはメールアドレスを教えていないのに送られてきたことだ。


(なんで?私この人にメールアドレス教えてないよね?なんで送れるんだ?どいうこと?これ学校の先生に言うべき?それともどうしよう)


不安を抱えひとりで慌てているとふと、お母さんからとある言葉を思い出した



「そういえばこの街に新しい人が引っ越してくるんですって!」



「この街に来るなんて珍しいね!」



「昔この街にいた人ってお父さんから聞いたの」



「お父さんの知り合いなのかな?お父さんって一体何人知り合いいるんだろう?」



「私もそれは分からないわ」



「だよね〜www」




と言う話をしていた。その時私は「お父さんの知り合いなのかな?お父さんって一体何人知り合いいるんだろう?」が頭の中でずっと再生られていた


(もし、私の携帯メールアドレスを教えていないのにメッセージを送ってこれる、そして、お父さんの知り合いで昔この街に住んでいた。もしかして....)


私は急いで朝食を食べ、公園へと足を運んだ



「あれ?彩葉なんでここにいるの?」



公園に向かうとそこにいたのは幼なじみの黒川彩葉(くろかわ いろは)の姿だった



彩葉は大阪出身で小学校からこの街に引っ越してきたため関西弁が残っており、春休み中はおばあちゃん家に帰っていると聞いていた。



「昨日帰ってきたんよ!春休みの最後の週ぐらいこっちで過ごしたいって思ってな!それにしても、雫も、うちと同じメッセージが届いてたんやな、」



「同じメッセージ?」




ふと頭には『?』が浮かんだ。
確かに『いつもの公園』と言われて場所がわかっているのは幼なじみの私達だけ


「え!彩葉にも送られてきてたの!」



「今気ずいたん!?そやで!うちも突然来たから驚いたわ!」



「だよね、ってきり彩葉が私のメールアドレス教えてるって思ってたから、」



「うちは教えてへんわ!それに連絡するならLINEやろ?」



「そうだよね!じゃ一体誰が?」



彩葉と2人で色々と考えていると聞き覚えのある声が聞こえてきた