「あのさ、被害者ぶってるけど何様のつもり?あなたを見下したあいつらにやり返してやりたいって、見返してやりたいって思わないの?自分を責める前に一回あいつらに反抗ぐらいしてやんなさいよ」
「お、おい、心乃!」
阿斗は止めようとするけど、事実でしょ。
「悔しくないわけ?あんな、ゴキブリとか鈍臭いとか言われて。あんな群れることでしか強くなれないやつらに舐められて。あんたは悔しくないの?」
…ああ、もうほんっとに、イライラする。
「『私いじめられててかわいそう』って自分憐れんで行動もしないあんたにもイライラする」
「心乃!!もう、やめてやれって」
だって、……。
「…ぅ、ぅぐ…ひ」
目の前で涙を流す彼女。
………。



