残されたわたしは男の子が落として行った光るものを拾った。 それは一つの指輪。 きらびやかな宝石とかが付いてる訳でもなく、かと言っておもちゃでもない指輪。 はめてみたけど、当時のわたしの指にはぶかぶかで大きすぎるサイズ。 その指輪の内側に文字が彫ってあるのを見つけた。