いつの間にかわたしの教室の前。 「じゃーな。心乃も無理はすんなよ」 わたしが2組で阿斗が7組だからいつもここでお別れ。 「うん」 阿斗は自分の教室に向かって歩き始めたけど、ふと歩みを止めてこちらを振り返った。 「あとさ、」 意を決したように口を開く彼。 なぜか言葉のあいだに間ができた。