「すみません、遅れました」
「坂上、いくらなんでも遅すぎだ。もう30分以上経っているんだぞ。今まで何をしていた」
「………腹痛が治らなくて、始業式終わってからずっとトイレにこもってました。トイレが体育館に近かったのでここまで来るのに時間がかかってしまって、」
ついさっきまでは人を案内していたって素直に言うつもりだったのに、なぜか言いたくなかった。自分がいいことをしたって周りに思われたくなかったし、なにより自分が思ってないから。
「そう、なのか。それは大丈夫か?」
「はい、もうすっかり。」
「なら席に着いてくれ、資料は飯沼に預けてある」
「星ちゃん、こっちこっち」
「ごめんね飯沼(いいぬま)くん」
同じ委員会、同じクラスという理由で私のお世話をしてくれている飯沼 雪翔(ゆきと)くん。なんでも勉強に専念したいからとかで部活に入らなかったらしくて、毎回のテストではトップ5には入っているとかなんとか。
「坂上、いくらなんでも遅すぎだ。もう30分以上経っているんだぞ。今まで何をしていた」
「………腹痛が治らなくて、始業式終わってからずっとトイレにこもってました。トイレが体育館に近かったのでここまで来るのに時間がかかってしまって、」
ついさっきまでは人を案内していたって素直に言うつもりだったのに、なぜか言いたくなかった。自分がいいことをしたって周りに思われたくなかったし、なにより自分が思ってないから。
「そう、なのか。それは大丈夫か?」
「はい、もうすっかり。」
「なら席に着いてくれ、資料は飯沼に預けてある」
「星ちゃん、こっちこっち」
「ごめんね飯沼(いいぬま)くん」
同じ委員会、同じクラスという理由で私のお世話をしてくれている飯沼 雪翔(ゆきと)くん。なんでも勉強に専念したいからとかで部活に入らなかったらしくて、毎回のテストではトップ5には入っているとかなんとか。
