「やっぱりあの時からだろ」
「……月愛くんにはお見通し?」
「同じアルファだからな。アルファがオメガを気にするのはそいつを好きになったか運命の番だったか、だからな」
運命の番……
ひさくんも月愛くんも運命の番と番っている
俺の運命の番は温なのだろうか
俺には全然分からない
だけど、運命の番じゃ無くても俺が好きなのは温だから温の傍に居られたらそれで良い
「それじゃあ俺菫に行って来るから」
学業にモデル業に販売員業と忙しいが
全て温の為になるならなんだってする
それくらいの気持ちで居た
まさか
「……あんたが?俺の?」
これから運命を決めて行くとも知らず



