「先輩、ありがとうございます」
「俺は何もしてないよ。頑張ったのは柳さんと温でしょ？」
「そんなことないです……永斗先輩には助けられてばかりで…」
「俺が好きでしてることだから。困ったことあれば頼って」
「ありがとうございます」
それより、せっかく付き合うのだから
「温、俺のこと名前で呼べない？」
「え？」
「せっかく付き合えるのに先輩呼びのままなの？」
「でも、そんな、急には……恥ずかしくて…」
「永斗先輩って呼べるんだから、先輩外すだけじゃん」
「え……えい……」
顔を真っ赤にする温が可愛くて少し意地悪
「えっえいっ……えいちゃっ」
「ふっ……そこ噛むんだ」
「うぅ……」
「呼びやすいように呼んでごらん」
「……えっちゃん？」
「あ、そうなるんだ」
本当可愛くて仕方ない
