俺は翌日すぐに柳さんを呼び出した
「人気者のあなたに呼び出されるなんて告白でもされるのかしら」
「そうだよ」
「………そう」
告白だよ
「俺、温のこと好きなんだ」
柳さんへ温が好きだと言うことの告白
「ふふっ…」
「柳さん？」
「そんな気はしていたわ……」
「ごめん…」
「謝らないで。あなたなら、おんのこと任せられる」
「柳さんが温のこと好きなの知ってたのに……横取りみたいなことを…最低だと思うし、縁が切れても仕方ないって思ってる」
「それで？」
「生徒会……辞められても……」
「辞めないわよ」
「けど…」
「私今からおんに告白してくる」
柳さんの表情は何故かスッキリしていた
