柳さんに取って温は大事な幼馴染みであり好きな人

その人を守りたいと思う気持ちはよく分かる


それに





「俺の母親と兄はオメガだよ。ずっと傍で見ていた。だから分かるよ」





るなくん達が苦労してきたのはずっと見てる





「お兄さんが………」

「割りと皆知ってるから改めて言ったことは無かったね」

「……ごめんなさい。私こそ何も知らず無神経だったわ」

「ううん。柳さんは温を心配しただけでしょ?」





柳さんは少しだけ困ったように笑った





「はい、この話はおしまい。それよりこれからの行事の予算案とか出さなきゃだから手伝ってくれる?」

「勿論よ。会長さん」






柳さんとはいい相棒だと思う

恋敵にはなりたくない