「えっちゃん僕、フランスのブランドモデルに選ばれたんだ」
「凄いね。温なら出来るよ」
「えっちゃんには傍で見守って欲しい」
「うん。ずっと見てるよ。傍にいるよ」
「えっちゃん……大好き」
泣き出した温を抱き締めると高校生の頃と比べて身長も伸びて少し抱き締めにくくなった
それでもこの温かさは変わらない
手離したくない
「えっちゃん……僕と結婚してくれる?こんな泣き虫で自分勝手だけどえっちゃんを好きな気持ちは誰にも負けないよ」
「うん」
「だから捨てないで」
「捨てるなんて言ってないよ。俺も温が好きだから」
「好き……大好き」
俺達は運命の番じゃない
それでもこうして一緒にいる
自分の運命は自分で決める
「さて、水を差すようで悪いんだけど私帰るわ」
「和心ちゃん……ありがとう」
「いいの。おんが幸せなら」
「和心ちゃんも大好き」
「私もよ」
そう言って個室から出ようとする和心さん
「俺、送るから待って」
「いいわ。旦那が来てくれるから」
「俺が呼び出したのに」
「今度また3人で飲みましょ。それで許してあげる」
相変わらず男前だな



