温とどう接していたか分からなくなった




暫くは口どころか顔すら会わせてくれないかもしれない






「永斗、帰るよ」

「……るなくん。ごめんね」

「謝るなら温くんに」

「……うん」

　　　　





るなくんは怒っていたはずなのに俺のことを気にかけてくれる

3歳しか違わないのに大人だ






「俺こそ殴ってごめんね」

「るなくんは悪くない。俺が間違ってた」

「自分の非を認めることが出来るなら温くんとも大丈夫だよ」

「………そ…うかな」








温との関係が分からない

守りたいけど傷付けてしまった







撮影は中止となり俺は自宅へ返され

温はるなくんと暫くホテルに居ることになった