遅刻ぎりぎりで何とか学校に着いたあたし。急いで教室に行くと、既に高槻君はいた。まあ遅刻ぎりぎりで登校してきたんだから当たり前だけど。息を整えて高槻君の席へ。
「おはよう、高槻君」
「おはよう、マキ。時間ぎりぎりじゃねえか。何やってたんだ?」
「お弁当作ってたら時間やばくなっちゃって…」
嘘ではない。
「ったく、気をつけろよ。でも、それだけ気合入れて作ってくれたんなら、すげえ美味いんだろうな。楽しみだよ」
「う、うん…」
笑顔が痛い。ごめん、高槻君。お弁当箱の中身は全て冷凍食品です。
そんなやり取りをしているとチャイムがなった。あたしは急いで席に着き、それから「お昼は2人きりでね」と高槻君にアイコンタクトを送った。
「おはよう、高槻君」
「おはよう、マキ。時間ぎりぎりじゃねえか。何やってたんだ?」
「お弁当作ってたら時間やばくなっちゃって…」
嘘ではない。
「ったく、気をつけろよ。でも、それだけ気合入れて作ってくれたんなら、すげえ美味いんだろうな。楽しみだよ」
「う、うん…」
笑顔が痛い。ごめん、高槻君。お弁当箱の中身は全て冷凍食品です。
そんなやり取りをしているとチャイムがなった。あたしは急いで席に着き、それから「お昼は2人きりでね」と高槻君にアイコンタクトを送った。
