あしたのあたし

高槻君のが、あたしの中に入ってくる。

「う、うぅ…」

痛い。初体験は痛いって聞いたことがあるけど、こんなに痛いものだったの？　でも、痛そうにしてちゃ駄目だ。高槻君のためにも…。

「痛くないか？　マキ」

「う、うん。平気…」

やがて奥まで入ってくるとその痛みは増してきた。これ以上は無理かも…。我慢してるから涙も出てるっぽいし…。

「ん、あんっ…、ジュンっ…」

思わずそんな声が漏れてしまう。それを聞いて興奮したのか、高槻君の動きが激しくなる。もうこれ以上は…。そう思っていると高槻君が声を上げた。

「あ、出る…！」

その直後、あたしの中に衝撃が伝わってきた。あたしの中から引き抜いた高槻君のから、液でいっぱいになったゴムが見えた。

こうしてあたしの初体験は終わった。初めてだったからなのか痛かったけど、何回も高槻君とするうちに、気持ちよくなれるのかな…。