「これ、読んでみて？」

夜ご飯と格闘していると知らぬ間にやって来た夢月先生に渡された紙、、、、？みたいなやつ。

「ご飯、まだ喉通らない？」

喉を通らない、、、というか食べたくもない、、、けど結局喉を通ってないので素直にうなずいた。

「そっか、、、じゃ、これは？」

そういってスプーン、、、？に盛られた少しのご飯。

食べたく、ない、、、。

そう思って首を横に振った。

「分かった、オッケー、、、」

ちょっと気になるさっき渡された紙にはよく分かんない文字が書かれていた。

読めないよ、、、。

学校なんて3回ぐらいしか行かなかったし、、、、。

「あ、これ気になる？いいよ、読んでも」

内容は気になる、、、けどどうせ読めないし、、、。

一向に読もうとしない私を見て、先生は何かを悟ったらしい。

「んーとね、ここには明日について書かれてるの。前、莉瀬ちゃんが運ばれたときに検査したんだけどその続きを明日やりますよってことが書いてあるんだ」