そこからだんだん意識が薄くなっていったのは言うまでもなかった。

大河side

今日は陽向に莉瀬ちゃんにカウンセリングを頼んでいる。

上手くいくのか、、、微妙なところだ。

だけどこのままだと、彼女の心が持つのかも時間の問題。

精神的に不安だと治療もできないし。

そう思いながら医局でカルテの整理や外来補助などをしていると10時になっていた。

さて、そろそろいきますか。

―コンコンッ

「莉瀬ちゃーん、入るよー?」

返事はない。

病室に入ると汗だけでうなされている莉瀬ちゃんがいた。

「、、、ゃぁ、、、、ッ、、、、、ん、、、、」

悪い夢でも見てるのかな?

―トントン

「莉瀬ちゃん起きてー」

何回か俺がそういうとゆっくり目が開いていく。