召喚された魔王の花嫁…が私って本気ですか!?


そっか、私だけが待つんだ……


そんなの、魔王様不足になるに決まってる。


「私、待てるかな……?」

「ええっ!?」

「魔王様がたまには会いに来てくれて、こっちでもデートしてくれるなら待てるかも……」

「もちろん会いに来る! でも、魔界に戻るときは、魔界を出たときから、ちょうど人間界で過ごした時間が過ぎた時点にしか戻れないみたいで。だから、『魔界が平和になった』って言っても、そんなに長くはデートできないんだよね」


それを聞いていた前・魔王様が、ポツリと呟いた。


「その格好でデート……」


あっ、それはマズーい!


「仕方がないわね。私が貴方の着るものを調達しておいてあげるわ」


そう言う前・魔王様は楽しそう。