「冷蔵庫に入れて保存…は無理だな。とてもじゃないけど冷蔵庫に入り切らない…」
ある程度、せめて冷蔵庫に入る大きさまで食べてしまわなくては。
それにしたって、不可能に近いぞ。
つーかこれ、何処から切れば良いんだ?
下の、土台になってるデコレーションケーキの部分から切るべきか?
でも、下から切ると土台がなくなって、上が崩れるよな…?
じゃあ、上のタルトケーキから食べるべきか。
そうは言っても、あまりにケーキの背が高くて、ケーキをカットするだけでも重労働。
手ぇ届かないから。脚立持ってこないと。
四苦八苦、苦労して何とか切り分けたは良いものの。
二人分、大振りにケーキをカットして取り皿に乗せたが。
この程度、まさに氷山の一角。
全然減ってない。五分の一どころか、十分の一くらいしか減ってないぞ。
味は美味しかったよ。めっちゃ美味しかった。
さすが、無月院本家お抱えの料理人が作るだけのことはある。
そこらのケーキ屋のケーキより、全然美味しい。
使ってるフルーツも、よく売ってる缶詰のシロップ漬けのフルーツじゃなくて。
ちゃんと皮から剝いたであろう、新鮮なフルーツが山程使われていた。
生クリームも甘さ控えめで、見た目よりはあっさり食べられる…けれども。
それでも、3皿目でギブだった。
胃の中、ケーキでいっぱい。
「もう無理…これ以上食えねぇ…」
一年分のケーキ、一気に平らげた気分。
それなのに、超巨大ケーキはまだまだ大量に残っている。
二人がかりで、夕食返上してケーキだけ食べまくって。
それでも、まだ四分の一も減ってない。
恐るべし、超巨大誕生日ケーキ。
こんなに残ってちゃ、切り分けて冷蔵庫に保管することも出来ない。
ってか、生モノだし、真夏だから、冷蔵庫に保管するのもあまり良くないのでは?
可能な限り、急いで食べてしまうべきだ。
しかし、俺にはもう無理。
これ以上食べたら吐く。
「どうすりゃ良いんだ…これ…」
いっそ、迷惑を承知でご近所の皆様に配って回るか…?
途方に暮れている俺を見て、寿々花さんが。
「…悠理君、また困ってる?」
「は?」
振り返ると、寿々花さんが泣きそうな顔をしてこちらを見ていた。
ある程度、せめて冷蔵庫に入る大きさまで食べてしまわなくては。
それにしたって、不可能に近いぞ。
つーかこれ、何処から切れば良いんだ?
下の、土台になってるデコレーションケーキの部分から切るべきか?
でも、下から切ると土台がなくなって、上が崩れるよな…?
じゃあ、上のタルトケーキから食べるべきか。
そうは言っても、あまりにケーキの背が高くて、ケーキをカットするだけでも重労働。
手ぇ届かないから。脚立持ってこないと。
四苦八苦、苦労して何とか切り分けたは良いものの。
二人分、大振りにケーキをカットして取り皿に乗せたが。
この程度、まさに氷山の一角。
全然減ってない。五分の一どころか、十分の一くらいしか減ってないぞ。
味は美味しかったよ。めっちゃ美味しかった。
さすが、無月院本家お抱えの料理人が作るだけのことはある。
そこらのケーキ屋のケーキより、全然美味しい。
使ってるフルーツも、よく売ってる缶詰のシロップ漬けのフルーツじゃなくて。
ちゃんと皮から剝いたであろう、新鮮なフルーツが山程使われていた。
生クリームも甘さ控えめで、見た目よりはあっさり食べられる…けれども。
それでも、3皿目でギブだった。
胃の中、ケーキでいっぱい。
「もう無理…これ以上食えねぇ…」
一年分のケーキ、一気に平らげた気分。
それなのに、超巨大ケーキはまだまだ大量に残っている。
二人がかりで、夕食返上してケーキだけ食べまくって。
それでも、まだ四分の一も減ってない。
恐るべし、超巨大誕生日ケーキ。
こんなに残ってちゃ、切り分けて冷蔵庫に保管することも出来ない。
ってか、生モノだし、真夏だから、冷蔵庫に保管するのもあまり良くないのでは?
可能な限り、急いで食べてしまうべきだ。
しかし、俺にはもう無理。
これ以上食べたら吐く。
「どうすりゃ良いんだ…これ…」
いっそ、迷惑を承知でご近所の皆様に配って回るか…?
途方に暮れている俺を見て、寿々花さんが。
「…悠理君、また困ってる?」
「は?」
振り返ると、寿々花さんが泣きそうな顔をしてこちらを見ていた。


