『無数の星がかがやく夜 あなたを必ず見つけて見せる』


片峰 優希 side


君との出会いは突然だった。

いつもの時間、いつものカフェで、いつもの抹茶ミルクを頼む。
このカフェに少し前から顔を出すようになったのはある理由があった。





深瀬 未奈 side



いつもと同じ朝、数ヶ月前からバイトを始めたこのカフェ。代わり映えのしない風景と日常。
憂鬱だったバイトに胸が踊るのは、ある理由があった。