あの頭が割れそうなくらい激しい頭痛は段々治まっていき、かわりにあたしの身に変化が起きた。 日本人の特徴ともいえる黒い髪は段々綺麗な赤毛の髪に変わり、ショートボブだったけど急速に腰まで伸びた。 自分でもわかるぐらいの変化だった。 「やっぱり記憶が戻ってしまったのね。でもあなたは死んだことになってるのよ。大人しく私に殺されなさい!」 そう言ってシルヴィーヌはあたしに向けてどこから取り出したか細身の剣を手にしていた。