「うわぁ、もう暗い!」 私、木村紫音は、学級委員の仕事をやっていたわけで外は真っ暗。 外を見るとすでに8時を過ぎていた。 「別に先生もうちらにやらせなくてもいいのに」 ぶつぶつ文句を言いつつもしっかり帰る準備をする。 校舎を出ると、外はひんやり冷たかった。