「大…丈夫…ですか?」
「大丈夫です。いじめられてません。誰とでも喋りますし、グループを作らないといけない時はちゃんと入れてもらっています」
「“友達になりましょう”と言った事は、無いんですか?」
「無いですね。友達になりたいと思った人が居なかったので」
「“友達になって下さい”と言われた事は、無いんですか?」
「無いですね」
「俺と友達になって下さい」
「それは……私が植倉さんと同じ3年3組の人だからですか? その理由なら、3年3組の植倉さんファンの人と友達になったほうが」
「受け入れてくれたじゃないですか。
植倉先輩に恋してる俺の事を…。
友達になりたいんです。お願いします!!!」
頭を下げると同時に私に差し出された右手。
その右手をそっと握った私の左手。
「初めまして。私の名前は槇田七見です。よろしくお願いします」
「俺の名前は飯川風翔です。よろしくお願いします!!!」
「これから図書館に行くんだけど、風翔も一緒に行く?」
「大丈夫です。いじめられてません。誰とでも喋りますし、グループを作らないといけない時はちゃんと入れてもらっています」
「“友達になりましょう”と言った事は、無いんですか?」
「無いですね。友達になりたいと思った人が居なかったので」
「“友達になって下さい”と言われた事は、無いんですか?」
「無いですね」
「俺と友達になって下さい」
「それは……私が植倉さんと同じ3年3組の人だからですか? その理由なら、3年3組の植倉さんファンの人と友達になったほうが」
「受け入れてくれたじゃないですか。
植倉先輩に恋してる俺の事を…。
友達になりたいんです。お願いします!!!」
頭を下げると同時に私に差し出された右手。
その右手をそっと握った私の左手。
「初めまして。私の名前は槇田七見です。よろしくお願いします」
「俺の名前は飯川風翔です。よろしくお願いします!!!」
「これから図書館に行くんだけど、風翔も一緒に行く?」



