講義が始まった。
しばらくして私のノートをトントンと指が叩いた。
戻った指を目で追うと、
ーーーーーーーーーーーーー
2人で大丈夫だった?
ーーーーーーーーーーーーー
の文字が笹木くんのルーズリーフに、
私は自分のノートに、
ーーーーーーーーーーーーー
なんとか話せました、
ーーーーーーーーーーーーー
紳士でかっこよかったです。
ーーーーーーーーーーーーー
文字にすると恥ずかしいけれど本当のことですし、、
ーーーーーーーーーーーーー
俺が友達になったのに
ーーーーーーーーーーーーー
俺より仲良くなってるって
ーーーーーーーーーーーーー
ドユコト?!(˘・з・˘)
ーーーーーーーーーーーーー
ふふっ文字だとメールと同じで緊張しないや。
ーーーーーーーーーーーーー
声出して笑いそうに
ーーーーーーーーーーーーー
なりました笑
ーーーーーーーーーーーーー
もしバレたら笹木くんも
ーーーーーーーーーーーーー
同罪ですからね。
ーーーーーーーーーーーーー
と書いたら笹木くんの手が止まった。
どうしたのかな?

