モブ女の日常

「あれ、そうだったけか。じゃあさっさと決めよう。やりたいやついる??あ〜まあいねーよな。え〜考えるのめんどくさい。ジャンケンでよくね?」


このクラス全員で??


クラス一同心の声が揃った瞬間である。


「はい、わたしやります」

鶴の一声である。私の後ろの席の玄武の姫ちゃんである。

「おお〜佐野。お願いできるか。頼んだ。じゃせんせーは帰るわ。」

教師はすたこらさっさと帰りましたとさ。え?クラス委員長決めただけで球技大会の日時や種目、なにひとつ説明しずに帰ったよ、あの教師。怠慢だろ。