キーンコーンカーンコーン

休み時間

「山内、さっきの授業わかんねーとこあんだけどよ」

「え?!うん」


意外と真面目?


「あ、うんここはね、、、って先生じゃなくて私でいいの?」

「いい。だってこれ山内と喋る口実だし」


ちょろキュン💘


今日も松田くんは予測不可能です。


なんか松田くんがわけわかんなくて
告白どころじゃなかったな、、、


ガラッ


「あれ?先生?」

「山内、松田のやつ見なかったか?」

「見てないですけど、、、」

「そうか見かけたら教えてくれな、、、逃げ足の早いヤツめ、、、」


ガタッ

?!


「あ、、、」

「な、なんで松田くんが、、、っ」


グッ


「シー🤫」


近っ///


「昨日のテストで赤点とったらよ、なんかセンコーに呼び出しくらって、とりあえず逃げたらここに行き着いた。」

「ダメだよ!!!!」

「なんでこんな本しかねぇ場所にいるんだ?山内は」

「私、図書委員だもん。だからーー」


じっ


| ̫̈-᷄ 彡サッ!


今って、告白の返事するチャンス?!
でもまだ心の準備が、、、


「あ、そういえば〜なんで今日いつもと違う格好だったの?」

「あーーこないだから俺の見た目にビビってんのかなって思ったから、、、変えた。
山内落ちなかったから意味無いけど。」


カァァ///
もう落ちてます///

そういう事だったのか。


「私これから、本を正面玄関まで運びに行くんだー(棒)」

「1人で?その量を?俺も運ぶ」

「いいよ、申し訳ないよ。」

「、、、あ?」


デコピン
アイタッ


「ちょろいくせに、甘えんのヘタかよ」


あ、、、、

私ちょろいから

松田くんに好きって言われて

自分も好きになったかと思ってたけど

わたしは、

そんなわたしを
まるごと受けいれてくれる
松田くんだから

恋をしたいんだ


「ほら行くぞ」

「、、、うん」


「ありがとう手伝ってくれて」

「おう」


今伝えよう
松田くんに

好きって!!!!


「あの、私、、、!!!!」

「これさ、あのゴムボールのことじゃね?」

「え?」


はっ!!

ずっと返すの忘れてた、、、

あぁぁ返しにいかないと


「山内?どうした急に」

「松田くん、、、!行こう!」

「ちょ、行こうってどこにだよ山内」

「はぁはぁ...」

「そんな慌てなくていいだろうよ」

「ここにボールを返す前に、言いたかったんだ。」

「私も、松田くんが!!」


ばっ


「好っきーー!!!」


(っ'-')╮ =͟͟͞


パし


「な、ナイスキャッチ!!!!」

「ぶはっ。なんか、色々ぶっ飛んでんなお前、、、」

「えぇ、、、そ、そぉ、かなぁ、、、」


うわ、
目見れない、、、