恋愛体質

 青汁はまだ青汁サワーをちびちびと飲んでいた。私は今度はボタンを押して店員を呼んだ。

「中生を1つと、」

 ナルシストのジョッキにはまだビールが10cmほど残っていた。

「ビールでいいの?」

 私はナルシストに聞いた。

「いいよ。」

 私は店員の方に向き直り訂正した。

「すいません、やっぱり中生は2つ。それから豚キムチ焼きそばと・・・とりあえずそれでいいです。」

「とりあえずって。食い過ぎだろ?」

 ナルシストは心底呆れたように私を見た。

「ああ。ビビン冷麺にすればよかった。失敗した。」

 私はナルシストを無視して言った。

「ビビン麺食べたくない?」

 私は2人の男達に聞いた。

「僕、酒飲んでる時に刺激物食べるとダメなんですよ。」

 青汁が言った。

「まだ食うの?豚じゃないのが不思議。あ、豚キムチって、食ったらまた豚になるから共食いだぞ。」

 ナルシストが私を見て小馬鹿にしたように拍手をしながら言った。