君の憂鬱を消し去りたい。

恋愛(ピュア)

蜃気羊/著
君の憂鬱を消し去りたい。
作品番号
1704316
最終更新
2023/08/12
総文字数
2,724
ページ数
11ページ
ステータス
完結
PV数
35
いいね数
0
【前半部分まで公開】
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https://novema.jp/book/n1704252


テトラポッドに座る君はぼんやりしていて、
髪の毛先が潮風で弱く揺れている。

夕日に照らされた君のその表情も美しいけど、
君の悩みをすべて消し去る魔法をかけてあげたい――。



「悩みなんてないよ」
「そんなわけないでしょ」と僕がそう返すと、君は寂しそうに微笑んだ。

なぜか、不機嫌になってしまった菜央は憂鬱そうで、いつもより気持ちが読めない。
憂鬱そうな君は急に「いちご食べたくない?」と言い始め、
いちごと練乳を買い、いつもの浜辺で食べることに。

君は右手で練乳をいちごに垂らした。
勢いよく出る練乳はいちごの赤と緑を白色に変えていった――。


この話は、僕が幼馴染で恋人の君の憂鬱を和らげる話。



この作品はTwitterで公開した詩を元に作りました。

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ぜひ、そちらもご覧ください!



※表紙イラスト/ノーコピーライトガール様(https://fromtheasia.com/illustration/nocopyrightgirl)

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