「あれ、?高澄先生!?に、神楽さん!?」

待合室で待っていると、山春が偶然通りかかった。紬希と山春は、かつての先輩後輩関係らしい。

「山春先輩。」

「紬希が調子悪いみたいで。連れてきた。」

「え、大丈夫?早く良くなるといいね。あ、じゃあ俺、これからやることあるんで〜」

そう言うと山春は、そそくさとその場を後にした。