私とあの子


どんなに頑張っても私の思いは報われなくて、本当は気づいていることから目を逸らしたくて、


「バカみたい」


「え?なんて言ったの?」


全部全部バカ。ママもお姉ちゃんも。でも、一番バカなのは自分ってことにも気づいてる。


「もーいいや。めんどくさくなってきた。どっか行ってよ、お姉ちゃん」


突然のことにお姉ちゃんは驚いて、

「え?」

と言った。


「いいから出てってよ!」


私の声に驚き、走るように逃げていったお姉ちゃん。その途端、急に自分が1人になった。それが怖くて、私も急いで教室に向かった。