私とあの子

「やめて!私、そんな事してなんて言ってないよ.....?」

愛の声がした。もう終わりなんだな、そう思った。いつだってそう、私に訪れる幸せは、ちょっとの時間。

「愛ちゃん!でも、」

周りにいた子が愛を心底心配だ。そんな風に、そして実の姉の私が気に食わない。そんな感情がこもった声でそう言った。

「いいんだよ。お姉ちゃんも、私にしたくてしてるわけじゃないんだから」

苦しいように笑ってみせた、愛。それも全部演技で、全ては私を陥れるためなのだ。

「あのさー、さっきから何言ってんの?」

宇宙がそう言った。