「……彼氏さんイケメンですねー。さすが平田さん。お疲れ様です」

 彼と連れだって外へ出た。

「さてと。買い物でもしていくか?食料品とか色々……」

「うん、そうですね」

 そう言うと、二人でスーパーへ。食料品と日用品を買って帰った。

「料理は残ってる?」

「もちろん。あんなにどうやったら食えるんだよ」

「まあ、そうですね」

「美鈴。話がある」

 私は彼を見て微笑んだ。

「わかってます。私もありますよ、もちろん」

 お互い顔を見合わせて笑う。何のことかわかっているのだ。とりあえず料理を温めて、並べた。向かい合って座る。乾杯して食べ始めた。