絶対怒られる。

病院への恐怖もあるけど、怒られるという恐怖もあって震えが止まらなかった。


「風海さーん。風海 舞奈さん。
診察室にお入りください。」


呼ばれてしまった。


怖いという気持ちが勝ってしまって、

動けない。


そんな状況でいると中から蒼空先生が出てきて診察室に連れていかれた。


「まな?すごい久しぶりだね。

検診なんで来なかったの?」


「ごめんなさい。

病院が怖くて行けなかった。。」