私にだけ甘々な先輩とお祭りデート

突然先輩に謝られてしまって、びっくりする。

後藤先輩が謝るようなことは何もないはずなんだけど……。

私がそう考え込んでいると、先輩は言葉を続ける。

「最近デートできてないから……」

あ、そのことか……。

「先輩は受験生なので当たり前です!私はこうして、先輩と一緒にいれるだけで幸せなんです」

そう言って先輩の手に自分の手をからませると、先輩の顔がみるみる赤くなっていく。

「……っ、姫乃、今日はやけに積極的だな……」