私にだけ甘々な先輩とお祭りデート

「先輩、ちょっと……」

私が少し身を捩ると、先輩は名残惜しそうに手をな離す。

「お祭り、二人だけで回りませんか?」

「……青野はいいのか?」

「はいっ!峯先輩となら大丈夫です!」

「……そうか、姫乃はどこに行きたいんだ?」

「えっとですね、りんご飴……」

と、言いかけたところで、ふと先輩に目が止まる。