「だ、大丈夫ですっ!」

「ははっ、友達の後ろに隠れちゃって。かわいー」

そう言いながら少しずつ近づいてくる男の人たちは、ただただ恐怖でしかない。

「この子、怯えてるから。さっさとどっか言ってくれませんか?」

「……は?」

「おいおい、俺らの誘いを断っちゃったよ」

「しゃーない。無理やりで行くか?」

「じゃあ僕この子〜」