私にだけ甘々な先輩とお祭りデート

「もえち、彼氏くんとお祭りデートするんだってね!」

「は、はい」

少し食い気味にそう聞いてくるみゆさんの目は、とてもキラキラしている。

突然つけられたあだ名や、先輩と行くお祭りのことを知っていることに少しビックリした

けど、喉から一言搾り出して答える。

「みゆ、萌ちゃんが怯えてるから。……ごめんね、この子恋愛のことになると歯止めきかなくって」

「いえっ、大丈夫です!」

私がそう言うと、お茶を取りに行っていたみさちゃんが口を開く。