「マリア様、ううん、空!私、杏!河村杏だよ!」

「うそ!?」

 なんと、私の侍女のアンは、前世での私の親友、河村杏だったのだ!

「いや〜、まさか二人して同じ世界に転生するなんてね。しかもあのみなティー、なんてね。」

「ほんとだね〜、ていうか飲み込み早すぎるよ杏、私でさえしばらく慌ててたのに。」

「フフン、これが前世と今世の私の特技なのさ!」

「相変わらずだね」

 こうして感動?の再開を果たした私達は、笑いあったのでした。