あたしは、あすか、

   ここ、マグノリアホテルのcafeで働く女の子

    あたしは、怪人のことが好き、

    その人の名前は、長谷彗、

    ちょー、スペック持ちの怪人て、呼ばれてる、

    あたしは、その人のことが好き、

    アタックは、した事無いけど、

    でも、いつも見かける

    というか、いつも、会えるように、

    なんとなくいい位置にいる、

    





     ある日、1月の終盤頃、

    あたしは、38階の屋上にいた、

    1月だから、まだ寒い、

    まさか、怪人がいるなんて思ってもみなかった、




      <今あたし達はキスをしてる、
なんとなく、ダメ元だったけど、でも、名前呼んだらキスに繋がった>



なんとなく、キスできた、

    両思いかどうかはわかんないけど、

    答えてくれたから、それで良いと思った

    



    冬が明けて春になった、

    あれから長谷さんとは、進展はないんだけど、

    でも、いつも、デリバリー

    いけるから、良いんだけど、

    実際のとこは、なかなか会えてない

    会えても、遠めだけ、